盂蘭盆会法要をお勤めしました
善福寺では毎年7月15日に盂蘭盆会法要をお勤めしています。
今年も新型コロナウイルス感染対策として、通常夜7時からの1座のみだったのを午後3時からと7時からと2座お勤めしました。
お盆の法要ということもありたくさんの方にご参拝を頂きました。
法要の講師は桑名の大竹章和さん。
副住職と同じ本願寺のお西さんを知ろう!(境内案内やお御堂での法話、時には仏事相談など)のメンバーでもあります。
両座ともわかりやすく楽しいお話を聞かせていただき、法話の30分があっという間でした。
夜の部は灯籠やロウソクに火を灯して本堂をお飾りしました。
厳かな雰囲気の中で正信偈をお勤め。
正信偈のお勤めが終わりましたら本堂内の電気を消してロウソクの灯の中白骨章を拝読しました。
世間一般的なお盆と言いますとどうしても亡き方がお盆という日に戻ってくるというイメージがあるそうです。だからこそ例えば楽しくお迎えするために盆踊りという風習もあります。
ですけれども私たちの浄土真宗では亡き方は仏さまになられたお方でありますので戻ってくるとか来ないとかではなく、常に私たちと一緒にいてくださる存在であります。
その一人一人をロウソクの灯で感じ、また私たちもいつか亡き方と同じように仏さまにならしていただくんだなということをこのお盆の法要で感じて頂ければなと思います。